「バルバジア」または「ヴァルバジア」は、『ゼルダの伝説』シリーズに登場する敵。東洋風の炎の龍。口から吐く炎を武器とする。頭が弱点。
登場作品[]
- リンクの冒険
- 三つ目岩の神殿の守護神。元はハイラル古来の水神。四肢は無い。
- 床の穴に溜まった溶岩から真上に飛び出し、リンク目掛けて炎を吐いた後に引っ込むという動作を繰り返す。溶岩に出入りする時が反撃のチャンス。
- 日本版と海外版でドット絵が異なり、前者は「黒目が有り、首から下は一繋がり」なのに対して、後者は「白目を剥き、首から下はブロックを重ねたような姿」である。また、海外版では「体をくねらせる」「炎を吐く時に口を開く」といった細やかな動きが表現されている。
- ゼルダの伝説 時のオカリナ
- 「
灼熱穴居竜 ヴァルバジア」の名で登場。炎の神殿のボス。前肢はあるが、後肢は無い。 - 元はデスマウンテンを守る精霊とも呼べる存在だったが、ゴロン族を食う邪竜でもあった。その為ダルニアの先祖にハンマーで打ち倒されて封印されていたが、ガノンドロフによって解放された。
- 空を飛んで炎を吐いたり、落石を起こしたりする。この時は弓矢でダメージを与えられるが、当てにくい上にダメージも少ない。また、床の穴から顔を出すこともあり、この時は剣で斬りつけるのもいいが、メガトンハンマーで殴れば気絶させることができる。穴から飛び出すところを狙ってバクダンやボムチュウで攻撃するのも有効。
- 火炎放射はハート3つ分もの威力がある。
- 撃破すると空中で炎に包まれて骨と化し、砕けながら落ちる。
説明[]
- 時のオカリナ 公式サイト
- 炎の神殿のボス、ヴァルバジア。地中にもぐっ
- ているかと思えば、突然空中へと飛び出してく
- る。ヴァルバジアの脅威は火炎による攻撃。火
- 炎を吹いたり、体当たりを仕掛けたり、空高く
- からたくさんの岩を落としてきたりと攻撃も多
- 彩だ。
- そんなヴァルバジアにも弱点がないわけではな
- い。鼻先をあるアイテムでたたくと、一定時間
- マヒするので、その間に一気に勝負に出てみよ
- う。
- 時のオカリナ (ナビィ)
- 魔王が復活させた炎の神殿の主よ。
- 弱点はわからないよ…
- 時のオカリナ カードダス「No.34:ヴァルバジア」
- 炎の神殿を守る灼熱穴居竜。かつてダルニアの
- 祖先の手により封印されていたが、今またガノン
- ドロフの魔力によって復活。高空に舞い上がり、敵の頭
- 上に岩を落とす。口から高熱の火炎を吐けば、敵は一
- 瞬で黒コゲになってしまう。
- 時のオカリナ 3D (ナビィ)
漫画[]
- ゼルダの伝説 時のオカリナ (姫川明)
- おとな編の第3話「最愛の旧友」に登場。
- 元は言葉を話す小さな竜であり、市場で売られていたのを、冒険に出たばかりのリンクに買い取られた。喧嘩になることもあったが、リンクを襲おうとしたスタルベビーを火炎で撃退する等、仲のいい友達であった。
- リンクが眠っていた7年間の経緯は不明だが、ガノンドロフの呪いによってゲーム同様の邪竜と化し、ゴロン族を襲っていた。リンクの説得も虚しく暴れ回った末、右目を射られて怯んだところを斬首される。最期に正気を取り戻し、リンクの名を呼んで消滅した。
- この戦いはリンクの心に傷を残し、後に彼が幻影の砂漠に踏み込んだ際には幻として首だけで現れ、砂の涙を流しながら「痛いよ、リンク」と訴えた。ガノンドロフは、リンクが動揺することも折り込み済みでヴァルバジアをリンクの敵としたのである。
関連種[]
- ヴァルー
- 『ハイラルヒストリア』では、ヴァルバジアの子孫でないかと推測されている。
- アイスヴァルバジア
- 『ゼルダの伝説 トライフォース3銃士』に登場するボス。
- ヴァルガ
- 『ゼルダ無双』の登場キャラクター。ヴァルバジアをモチーフとしている。