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ゼルダの伝説シリーズ > ゼルダの伝説 神々のトライフォース&4つの剣
ゼルダの伝説
神々のトライフォース&4つの剣
ゼルダの伝説 4つの剣+
ジャンル アクションアドベンチャー
対応機種 ゲームボーイアドバンス
開発元 フラグシップ
発売元 任天堂
人数 1~4人
メディア ロムカセット
発売日 アメリカ合衆国の旗 2002年12月2日
日本の旗 2003年3月14日
欧州連合の旗 2003年3月28日
価格 5040円(税込)
デバイス アドバンス専用通信ケーブル対応
売上本数 日本の旗 約29万本
世界 約189万本
  

ゼルダの伝説 神々のトライフォース&4つの剣』(英題:The Legend of Zelda: A Link to the Past/Four Swords)は、2003年3月14日に任天堂が発売したゲームボーイアドバンス専用のアクションロールプレイングゲームのソフトである。『ゼルダの伝説 ふしぎの木の実』に引き続いてカプコンが開発に携わっている。

1991年に発売されたスーパーファミコン用ソフト『ゼルダの伝説 神々のトライフォース』のリメイク版と、新作『4つの剣』の2つのゲームが一本のソフトに収録されており、ソフト起動後の最初の画面でどちらを遊ぶかを選択する。

神々のトライフォース[]

詳細はゼルダの伝説 神々のトライフォースを参照

4つの剣[]

略称は「4剣」(よんけん)。 マルチカートリッジ専用で、2人から4人までで遊べるようになっている。つまり、このゲームをするには人数分のゲームボーイアドバンス本体と、このソフトが必要となる。そのため、アドバンス用ソフトがプレイできるものの、通信が出来ないニンテンドーDSでのプレイは出来ない。

本作は、それまでのシリーズにおける一人で謎を解くスタイルを受け継いだ仕掛けのほかに、4人でないと解けない仕掛けも含まれており、協力しないと先に進まないようになっている。また、今回の目的はルピー集めでもあり、協力と同時に競争もしていかなければならない。ルピーライクという捕まると集めたルピーをどんどん消化していってしまうモンスターもいるため、ルピーが多くても油断は出来ない仕掛けにもなっている。

2004年に発売されたゲームキューブ用ソフトゼルダの伝説 4つの剣+のハイラルアドベンチャーは本作の直接の続編にあたる。

あらすじ[]

昔、ハイラルに風の魔人グフーが現れ、各地の娘をさらっていったが、1人の少年がグフーを封印した。そのグフー退治に用いられたフォーソードは、神殿に祭られたという。

時は流れ、神殿の守護も仕事のうちであるゼルダ姫がフォーソードの神殿の異変に気付き、主人公リンクと共にフォーソードの神殿に向かう。すると、待ち構えていたグフーに突然襲われ、ゼルダ姫がさらわれてしまう。

残されたリンクは、ゼルダ姫の救出と、グフー封印のために、抜いた者の体が4つに分かれるというフォーソードを引き抜き、冒険を始める。

システム[]

本作の冒険の目的は、協力してルピーを多く集めることである。 ステージクリア時に全員合計で一定以上のルピーを集めると、大妖精からカギを獲得する事が出来、最もルピーを集めたプレイヤーは勇者のメダルを入手することが出来る。 ステージは面クリア式で、「帰らずの森」「岩山のほらあな」「デスマウンテン」の3ステージのカギを集めると、最終ステージ「風の宮殿」への扉が開かれる。

カギにはそれぞれ銀・金・勇者の3種類があり、銀のカギを集めてエンディングを迎えると、2週目、3週目として高難易度の金と勇者のカギに挑戦できる。

なお、マップはそれぞれ数十種類ものフレーム(マップの骨組み)とパーツ(仕掛けなど)の組み合わせで成り立っており、その組み合わせは毎回ランダムに変化する。 これにより毎回新鮮な気持ちでプレイできるようになる他、遊ぶ人数によってマップも変化するようになっている。

グラフィックや一部の敵などは次作の『ふしぎのぼうし』にも利用されている。

ステージ[]

始まりのほこら
練習用のステージ。中にはいくつかの小ステージがあり、それぞれアイテムの使い方など、基本的な遊び方を練習できるようになっている。
帰らずの森(ボス:デグチタート)
自然豊かな草原のステージ。あまり複雑な仕掛けはないが、やはり仲間との協力が必要である。
岩山のほらあな(ボス:デラゾル)
殆どのフロアには氷が張っており、足がすべってうまく移動する事ができない。このため慎重な操作やアイテムの活用が求められるステージである。
デスマウンテン(ボス:ゴウエン)
溶岩や蒸気の噴出する炎のステージ。炎は剣で消すことができ、草と同じようにアイテムも出現するので、貴重な補給源となる。ちなみに『ふしぎのぼうし』とは違い、炎に触れると一定時間操作不能になる事は無い。
風の宮殿(ボス:グフー)
3種類のカギを獲得すると挑戦できるラストステージ。空中のダンジョンであるため、障害物のある移動リフトなど、チームワークが必要とされるしかけが多い。上級レベルのカギで挑戦すると、今までとはケタ違いに複雑な仕掛けや強い敵が多くなる。

スタッフ[]

評価
(神々のトライフォース&4つの剣)
総計レビュー
評価者 点数
GameRankings 92%[1]
Metacritic 95%[2]
ゲームレビュー
評価者 点数
Allgame テンプレート:Rating[3]
GameSpot 9.2/10[4]
IGN 9.7/10[5]
Nintendo Power 4.9/5[6]
週刊ファミ通 35(8,9,9,9)/40[7]

『4つの剣』のディレクターは『ふしぎの木の実』に続き藤林秀麿が、プロデューサーは、船水紀孝須藤克洋が担当した。

神々のトライフォース(リメイクスタッフ)
  • ディレクター
    • 山田洋一
  • プロデューサー
    • 手塚卓志
4つの剣
  • ディレクター
    • 藤林秀麿(プランナーも兼任)
  • プロデューサー
    • 船水紀孝
    • 須藤克洋
  • 音楽
    • 竹原裕子(メインコンポーザー)
    • 近藤浩治(サウンドアドバイス)
共通
  • ゼネラルプロデューサー
    • 宮本茂
    • 岡本吉起

脚注[]

  1. The Legend of Zelda: The Legend of Zelda: A Link to the Past Reviews - Game Rankings 2010年4月1日観覧
  2. "Legend Of Zelda: A Link to the Past, The reviews at Metacritic.com" 2010年4月1日観覧
  3. テンプレート:Cite web
  4. テンプレート:Cite web
  5. テンプレート:Cite web
  6. テンプレート:Cite web
  7. 週刊ファミ通クロスレビュープラチナ殿堂入りソフト一覧

外部リンク[]

no:The Legend of Zelda: A Link to the Past & Four Swords

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